ばりっ？

学生の時は「まるでサザエさんのようだ」と賞賛（？）を受けるほど、うっかり者の私は、うっかり爪を剥いてしまいました。
台所に大きな段ボールが置いてあり、それを越えないと流し台には届きません。段ボールと、流し台の間にあるわずかな隙間に行こうと、「とりゃっ！」とまたいだ、その時。

「ばり」

と、イヤな音と共に、足の親指に激痛が！
流し台の収納部分の戸にある、わずかなでっぱり部分に、見事に爪が引っ掛かってしまったわけです。

爪の片側、半分くらいにヒビが入ってしまったわけですが、幸いなことにベローっとは剥けなかったから、ふう、よかった。
それにしても、私ってば朝から一体何をやっているのやら…満員電車が怖いので、踏まれても大丈夫な硬い靴を履いていきました。

でも、こんなちょっとで、痛がっている人間って、本当に弱いなあ…。もし、刀でばさあっと斬られたら、その痛みってどうなんだろう……？
そう言えば、前に明治大学で開催していた「拷問展」（←かつて西洋で使用していた、ありとあらゆる拷問グッズが展示されていました）にあった、拷問グッズには、爪を剥いたり刺したりする道具があったよな……ギロチンとかアイアンメ−デンとかも「うわあああ」と思ったけど、リアルな痛みが想像できちゃうものの方が、ちょっと怖いなあ。