としまえんナイトシアターへ行くのもこれで4回目。
「ダヴィンチコード」「Mi III」「パイレーツオブカリビアン」
ナイトシアターの良いところは、全然混んでない!というところです。料金も安いし…。

たいてい夜1時からの上映なので、最初ビールを飲みながら観ていたら眠くなってしまい、それ以来はジュースとポップコーンという定番セットをたずさえて観ています。
ただ…仕事あけで睡眠三時間の同居人が途中で寝てしまいそうで不安でした(^^;)

で、ゲド戦記なのですが、Yahooレビューでものすごい叩かれ様だったで、「どうなんだろうなあ?」と思っていました。

感想は「どうしてこれがこんなに叩かれているのか、わからん!」です。
面白いと思うけどなあ…。最後なんか引き込まれて観てしまったよ。一緒に観に行った同居人も、それを疑問に思っていて、二人で「どうしてみんなぶーぶー言っているのだろう?」と帰り道色々と分析してみました。

「派手さがないから?」
いやあ、元々ゲド戦記って派手さがあるものではないし…。
それとも今までのジブリ作品のように、ストーリーや動きが派手じゃないからかしら?
崩れそうな建物を飛び越えたり、剣を交えるシーンとか、きっと今までのジブリだったら、もっとアクションが大きくなりそうだなってところが、普通の動きだから?
あと色彩。(これは同居人談)
鮮やかな色が少ない。全体的に落ち着いたトーンの色を使っていて、視覚的に派手さがないから?

「可愛らしいキャラクターがいないから?」
トトロとか「ハウル」のカルシファーみたいな可愛らしいキャラはいないからかしら?

「父殺し」
これは私も「なにも父を殺さなくても」と思いました。
理由もよくわからん。父…聡明そうで優しくていい人そうだったのに…。

「今までと違うから?」
今までの宮崎作品をこだわり過ぎているのでは…?

「みんなが『つまらない』と言っているから」
他の人の「つまらない」という評価を意識して観ているから?

「エンターテイメントではないから?」
ハラハラドキドキ、アクションがわーっとあって、笑って泣いてという作品ではないですね。

…とまあ、こんな意見が出てきました。

私はとても好きだなあと思う作品でした。
声優さんたちも素朴な感じでよかったです。
ちなみに……あんな凶悪な表情をする主人公もそうそういないかも。

昔から好きな「ゲド戦記」だっただけに、久々に熱くなってしまいました。

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